ArduinoにCMOSカメラをつないでみる [Arduino]
Arduinoで何か作ってみようといろいろ調べてるときに,トランジスタ技術SPECIALの「カメラ・モジュールの動かし方と応用製作」ってのを見つけた.
この本の中には,ArduinoとCMOSカメラをつないで動かす記事も含まれてる.以前から,一度カメラを動かすのってやってみたかったので,さっそくこの本を購入.ちなみに,この本はトランジスタ技術2012年3月号特集記事「始めよう! チョコっとカメラ」の再編集版だ.
で,何しろCMOSカメラがないと話が始まらない.この本では,OmniVision Technologies社製のイメージセンサ「OV7670」を使ったカメラモジュールが紹介されてる.カメラモジュールは2種類あって,FIFOなしとFIFO付きのがあるが,今回はFIFO付きを使ってみることにした.
買ったのは,「OV7670+FIFOカメラモジュール(SCCBインタフェース)」.2980円也.ちなみに,「始めよう! チョコっとカメラ」の特集があったときは1980円で購入できたようだ.
というわけで,本を参考に,いざ接続!となるわけだが,よくよく見ると,単に直結というわけにはいかないようだ.
まずはCMOSカメラと通信したい.通信のインターフェースはSCCB(Serial Camera Control Bus)というやつでI2C互換なので,ArduinoのWireライブラリを使えばいい.なのでソフト的には全然問題ないのだが,ハード的には困ったことに電圧が合わない.
Arduinoのピンは5V系で動いていて,I2Cで使うピンも当然5Vで動いてる.だけどカメラモジュールの電源は3.3Vだし,I2C(厳密にはSCCB)の接続先であるOV7670は2.8Vで動いてる.念のため仕様書を確認してみたけど,さすがにアウトだ.
というわけで,すぐには試せない.とりあえずレベル変換ICを買うか...
つづく.
トランジスタ技術 SPECIAL (スペシャル) 2013年 10月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2013/09/28
- メディア: 雑誌
この本の中には,ArduinoとCMOSカメラをつないで動かす記事も含まれてる.以前から,一度カメラを動かすのってやってみたかったので,さっそくこの本を購入.ちなみに,この本はトランジスタ技術2012年3月号特集記事「始めよう! チョコっとカメラ」の再編集版だ.
で,何しろCMOSカメラがないと話が始まらない.この本では,OmniVision Technologies社製のイメージセンサ「OV7670」を使ったカメラモジュールが紹介されてる.カメラモジュールは2種類あって,FIFOなしとFIFO付きのがあるが,今回はFIFO付きを使ってみることにした.
買ったのは,「OV7670+FIFOカメラモジュール(SCCBインタフェース)」.2980円也.ちなみに,「始めよう! チョコっとカメラ」の特集があったときは1980円で購入できたようだ.
というわけで,本を参考に,いざ接続!となるわけだが,よくよく見ると,単に直結というわけにはいかないようだ.
まずはCMOSカメラと通信したい.通信のインターフェースはSCCB(Serial Camera Control Bus)というやつでI2C互換なので,ArduinoのWireライブラリを使えばいい.なのでソフト的には全然問題ないのだが,ハード的には困ったことに電圧が合わない.
Arduinoのピンは5V系で動いていて,I2Cで使うピンも当然5Vで動いてる.だけどカメラモジュールの電源は3.3Vだし,I2C(厳密にはSCCB)の接続先であるOV7670は2.8Vで動いてる.念のため仕様書を確認してみたけど,さすがにアウトだ.
というわけで,すぐには試せない.とりあえずレベル変換ICを買うか...
つづく.
Arduinoをはじめてみる [Arduino]
ふと思い立って,Arduinoをはじめてみる.
というわけで,定番らしき,
を買ってみた.
こういうのは本だけ買っても楽しくない.キットも買って,いろいろ試してみるのがおすすめ.
一通り試してみたけど,素直に楽しい.そして簡単.
スケッチ(Arduinoではプログラムをスケッチと呼ぶ)は最小限の記述ですむように環境がいろいろラップしてくれてるので,マイコンの初期化処理とかを書かなくてもいい.あと開発はArduino言語という言語だがC言語が分かれば,だいたい理解できる.
BeagleBoardやRaspberry Piよりも,マイコンにすごく近いところをいじる感じ.
キットにはArduino Uno R3というマイコンボードが付いてくるけど,こいつはBeagleBoardやRaspberry PiみたいにLinuxが走る訳でもないし,Ethernetも付いてないし,そもそもクロックは16MHzだし,スペックだけ見るとなんだか寂しく感じるかもしれないけど,このシンプルさがまたいい.
電子工作に興味がある人は絶対楽しいと思う.
お試しあれ.
というわけで,定番らしき,
Arduinoをはじめよう 第2版 (Make:PROJECTS)
- 作者: Massimo Banzi
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/03/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
を買ってみた.
こういうのは本だけ買っても楽しくない.キットも買って,いろいろ試してみるのがおすすめ.
一通り試してみたけど,素直に楽しい.そして簡単.
スケッチ(Arduinoではプログラムをスケッチと呼ぶ)は最小限の記述ですむように環境がいろいろラップしてくれてるので,マイコンの初期化処理とかを書かなくてもいい.あと開発はArduino言語という言語だがC言語が分かれば,だいたい理解できる.
BeagleBoardやRaspberry Piよりも,マイコンにすごく近いところをいじる感じ.
キットにはArduino Uno R3というマイコンボードが付いてくるけど,こいつはBeagleBoardやRaspberry PiみたいにLinuxが走る訳でもないし,Ethernetも付いてないし,そもそもクロックは16MHzだし,スペックだけ見るとなんだか寂しく感じるかもしれないけど,このシンプルさがまたいい.
電子工作に興味がある人は絶対楽しいと思う.
お試しあれ.