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Open webOSをビルドしてみる [webOS]

open webOSのβ版がリリースされたのでビルドしてみる.

webOSっていうのは,もともとpalmが作ったOSで,palmそのものがHPに買われたあと,いろいろあって今はオープンソース化された.この辺の経緯とかはWikipediaとかを見てください.

で,今回β版としてdesktop版とOpenEmbedded版の2種類がリリースされている.このうち,desktop版を試してみる.これはUbuntu上のアプリケーションとしてwebOSのSystem Managerを動作させるもののようで,GUIなんかが試せる.
ちなみにOpenEmbedded版のほうは組み込み向けらしい.が,GUIを試すことはできないようだ.この辺はいまいち情報が少なくてよくわかってない...
まぁ,どっちにしても特定のハードウェアを想定してる訳ではないので実機で試すって感じではないようだ.

さて,ではdesktop版のビルドだが...
詳細手順はここに記載されている.この手順に従って作業を進める.
まず環境として,32bit版のUbuntu(バージョンは11.04か12.04のDesktop版)が必要だ.今回はMac上のParallelsにUbuntu 12.04をインストールした.

そしたら最初に必要なツール類をインストールしてやる.
sudo apt-get update

sudo apt-get install git git-core pkg-config make autoconf \
libtool g++ tcl unzip libyajl-dev libyajl1 qt4-qmake \
libsqlite3-dev curl

sudo apt-get install gperf bison libglib2.0-dev libssl-dev \
libxi-dev libxrandr-dev libxfixes-dev libxcursor-dev \
libfreetype6-dev libxinerama-dev libgl1-mesa-dev \
libgstreamer0.10-dev libgstreamer-plugins-base0.10-dev \
flex libicu-dev

sudo apt-get install libboost-system-dev libboost-filesystem-dev \
libboost-regex-dev libboost-program-options-dev liburiparser-dev \
libc-ares-dev libsigc++-2.0-dev libglibmm-2.4-dev libdb4.8-dev \
libcurl4-openssl-dev

sudo apt-get build-dep qt4-qmake


で,とりあえずhome直下にwebosディレクトリを作ってそこを作業ディレクトリにする.
cd ~/
mkdir webos
cd webos/


そしたらcode取得.ここでのダウンロード量は大したこと無いのですぐに終わる.
git clone https://github.com/openwebos/build-desktop.git


でビルド.こいつはそこそこ時間がかかる.
cd build-desktop/
./build-webos-desktop.sh


ビルドに時間がかかるので今日はここまで.
ビルド用の速いマシンが欲しい...

タグ:Open webOS
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