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GingerBreadのフォントを入れ替えてみる [beagleboard]

BeagleBoard-xMにインストールしたGingerBreadのフォントがいわゆる中華フォントなので,これを入れ替えてみる.

入れ替えるフォントは,Android 4.0で採用されたモトヤフォントを使ってみる.

フォントのダウンロードは,
https://github.com/android/platform_frameworks_base/tree/master/data/fonts

からできる.
ここの,MTLc3m.ttfってのと,MTLmr3m.ttfってのがモトヤフォントだ.MTLc3m.ttfはモトヤLシーダ3等幅というやつでゴシック,MTLmr3m.ttfがモトヤLマルベリ3等幅で丸ゴシックだ.
Apache Licenseに基づき提供されてる.
モトヤのプレスリリースはこれ
ちなみにモトヤフォントはChrome OSにも採用されてるらしい.

で,今回は丸ゴシックなMTLmr3m.ttfを使ってみる.

まず,Androidのフォントについて.
フォントは/system/fonts/に配置されてる.ここに,DroidSansFallback.ttfというファイルがあるはずだ.これがマルチバイト用のフォントで,いわゆる中華フォントの表示に使われているフォントだ.
普通,日本のAndroid端末とかだと,DroidSansJapanese.ttfというのが配置されているらしい.これは日本語用のフォントファイルだ.
日本語環境だと,DroidSansJapanese.ttfがあればこちらが使用されるが,なければDroidSansFallback.ttfが使われる.
で,今のBeagleBoard-xMの/system/fonts/下を見てみると,確かにDroidSansJapanese.ttfは見当たらなくて,つまり中華フォントであるDroidSansFallback.ttfが使われているということになる.

というわけで,DroidSansJapanese.ttfを用意してやれば,日本語フォントを入れ替えられる.
で,先ほどのモトヤフォントの出番だ.

作業はとっても簡単だ.
普通のスマートフォンだとroot取ったりしないとダメらしいが,BeagleBoard-xMならそんなの気にしなくていい.元からroot奪取済みなんだし.
というわけで,まず,ダウンロードしたMTLmr3m.ttfのファイル名をDroidSansJapanese.ttfに変更してやる.
cp MTLmr3m.ttf DroidSansJapanese.ttf

で,あとはadbを使ってコピー.
adb push DroidSansJapanese.ttf /system/fonts/

そしたら再起動してやる.
フォントが変更されてるはずだ.

別にモトヤフォントじゃなくても,世にはいろいろフリーのフォントがあるので,気に入ったものに変更してもいい.手書きっぽいのとか,明朝なんかもいろいろあるようだ.
まぁこの辺はお好みで.
お試しあれ!

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