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Ubuntuにvaiofandをインストールしてみる [雑記]

以前,VaioにUbuntu 12.04をインストールした.
こいつのFanが最近どうもうるさい.うなってる.
どうやら,Fanがうまく制御できていないらしく,高回転と低回転を短い時間で繰り返してるみたいな感じ.

で,調べてみると,CPU温度等を検出する「lm-sensors」をインストールしてから「fancontrol」を使って制御するのが定番のようだ.

というわけで,まずはlm-sensorsをインストール.
sudo apt-get install lm-sensors

インストールしたら,センサーを検出するために,
sudo sensors-detect

YES/noとか聞かれるが,Enterを押してけば大文字(つまりはYES)が選ばれるので,Enter連打.

で,本来はこれでセンサーが検出されて,CPUの温度とかFanの回転数とかが見れるようになるのだが...
どうやら対応していないセンサーのためか,sensorsと打ってもCPU温度しか表示されない.
こんな感じ.Virtual deviceって言われてるし...
$ sensors
acpitz-virtual-0
Adapter: Virtual device
temp1:        +51.0°C  (crit = +100.0°C)


で,これだとfancontrolを入れてもFan制御はできないようだ.

仕方ないのでfancontrolはあきらめて,他を調べてみると,vaiofandなるものを発見した.
これはVaio用のFan制御用デーモンらしい.
対応機種はvaiofandのページに書かれてるが,他にも対応モデルかどうか試す方法として,以下のコマンドを入力してFanの回転数が(ちょっとの間だけでも)あがるかどうかで分かるようだ.
echo 255|sudo tee /sys/devices/platform/sony-laptop/fanspeed

試してみると,時間的にはわずかであるがFanの回転があがったのが確認できた.どうやら対応してるらしい.

というわけで,使えそうなのでインストール.
sudo add-apt-repository ppa:vaiofand/ppa
sudo apt-get update
sudo apt-get install vaiofand

設定は,/etc/vaiofand.confファイルを編集してやる.デフォルトのままでも動作するが,動作確認の意味も含め,以下の2つは設定を変更した.
max_temperature = 50(デフォルトは72)
cooled_temperature = 40(デフォルトは59)

変更したら,再起動してやる.再起動しなくても反映されるような記載があるのだが,まぁ念のため.

で,これでしばらく様子を見ているが,Fanがうなることもなくなったし,sensorsで見ると,CPU温度は51℃ぐらいで安定しているようだ.
max_temperature = 50にしたのに51℃ってのは気になるが,まぁ誤差もあるのかな?ということで... とにかくCPUが安定して冷却されて,かつFanがそれなりに静かになれば問題ないし.

当面はこれで様子を見て,不具合があったらまた考えることにしよう.

追記...
なんか断続的にFanが動いてる音がする.うまく動いていないような気がするなぁ...
要調査だな...

追記その2
設定をかえてしばらく運用してる.動作は安定してるようだ.設定は前回変更したmax_temperatureとcooled_temperatureはデフォルトに戻して,idle_speedの値を変えた.こんな感じ.
max_temperature = 72
cooled_temperature = 59
idle_speed = 80(デフォルトは17)

まぁ要するにアイドル状態になってもそれなりにFanを回すようにした訳だが... 別にうるさくはないし,やはり冷えてくれないと困るので,とりあえずこれで良しとする.
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