NTPで時刻合わせをしてみる [雑記]
前回,ダイナミックDNSのIPアドレス更新を自動化したときに,ログを出力するようにした.で,このログには時刻も記録されるようにした訳だが,動作確認したときの時刻をよく見ると,ちょっと時刻がズレてることに気づいた.
そういえば,時刻合わせって,気にしてなかった...
というわけで,NTPで時刻合わせするようにしてみる.
NTPの詳細はリンク先を見てもらうとして,要は時刻合わせをするためのプロトコルだ.
で,その時刻合わせをするためにNTPクライアントをインストールしてやる.
そしたら,設定.
変更内容は,まず,既存のserverから始まる行をコメントアウトしてやる.うちの環境では16行目から始まる以下をコメントアウトした.
で,serverとして以下を追加した.
3つとも同じサーバ名にしているが,これでよい.実際には複数台のサーバがあって,別々のサーバにアクセスするようになっている.
これらのサーバは,日本標準時を供給している独立行政法人情報通信研究機構(NICT)によるサービスで提供されてるものだ.個人利用も許可されてるのでありがたく利用させてもらう.
で,設定が完了したら,NTPを再起動して設定を有効にしてやる.
そしたら動作チェック.
最初は以下のようにサーバ名の前は空白のはず.
で,しばらくするとNTPサーバ名の前に*か+がつくはずだ.ちなみに意味合いは,以下のようになっている.
これでOK.
あとは,dateコマンドで現在日時を表示できるのでちゃんと設定されてるかこれで確認できる.
これで時刻は正確に保たれるようになる.
そういえば,時刻合わせって,気にしてなかった...
というわけで,NTPで時刻合わせするようにしてみる.
NTPの詳細はリンク先を見てもらうとして,要は時刻合わせをするためのプロトコルだ.
で,その時刻合わせをするためにNTPクライアントをインストールしてやる.
sudo apt-get install ntp
そしたら,設定.
sudo vi /etc/ntp.conf
変更内容は,まず,既存のserverから始まる行をコメントアウトしてやる.うちの環境では16行目から始まる以下をコメントアウトした.
# Use servers from the NTP Pool Project. Approved by Ubuntu Technical Board # on 2011-02-08 (LP: #104525). See http://www.pool.ntp.org/join.html for # more information. # server 0.ubuntu.pool.ntp.org # server 1.ubuntu.pool.ntp.org # server 2.ubuntu.pool.ntp.org # server 3.ubuntu.pool.ntp.org # Use Ubuntu's ntp server as a fallback. # server ntp.ubuntu.com
で,serverとして以下を追加した.
server ntp.nict.jp server ntp.nict.jp server ntp.nict.jp
3つとも同じサーバ名にしているが,これでよい.実際には複数台のサーバがあって,別々のサーバにアクセスするようになっている.
これらのサーバは,日本標準時を供給している独立行政法人情報通信研究機構(NICT)によるサービスで提供されてるものだ.個人利用も許可されてるのでありがたく利用させてもらう.
で,設定が完了したら,NTPを再起動して設定を有効にしてやる.
sudo /etc/init.d/ntp restart
そしたら動作チェック.
sudo ntpq -p
最初は以下のようにサーバ名の前は空白のはず.
remote refid st t when poll reach delay offset jitter ============================================================================== ntp-a3.nict.go. .NICT. 1 u 7 64 1 15.500 -2.257 0.000 ntp-b2.nict.go. .NICT. 1 u 6 64 1 17.769 -0.673 0.000 ntp-b3.nict.go. .NICT. 1 u 5 64 1 15.264 -0.223 0.000
で,しばらくするとNTPサーバ名の前に*か+がつくはずだ.ちなみに意味合いは,以下のようになっている.
"*" :現在,参照同期中のサーバー
"+" :現在,クロック誤り検査に合格したサーバー
"#" :現在,参照同期中ですが,距離が遠いサーバー
" " :現在,参照していないサーバー
"x" :現在,クロック誤り検査で不合格になったサーバー
"." :現在,参照リストからはずされたサーバー
remote refid st t when poll reach delay offset jitter ============================================================================== +ntp-a3.nict.go. .NICT. 1 u 19 64 177 5.291 2.974 4.926 +ntp-b2.nict.go. .NICT. 1 u 21 64 177 8.528 2.911 3.492 *ntp-b3.nict.go. .NICT. 1 u 23 64 177 9.097 2.497 2.848
これでOK.
あとは,dateコマンドで現在日時を表示できるのでちゃんと設定されてるかこれで確認できる.
これで時刻は正確に保たれるようになる.