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MacにAndroid開発環境をインストールしてみる [Android]

いままでは,「基礎から学ぶ 組み込みAndroid」に従って,Ubuntu上に開発環境を構築してやってきた.でも,結局のところ,ソースビルドとかやってなくて,プレビルドイメージのSDカードへの書き込みとHello Worldアプリぐらいにしか使わなかった・・・.

で,とりあえずBeagleBoard-xMは置いておいて,Androidアプリの勉強をしてみることにしたのだが,だったら別にUbuntu上じゃなくてもいいわけで,メインマシンであるMac上にAndroid開発環境をインストールして,いろいろやってみることにする.
いや,別に今まで通り,Ubuntu上でもいいんだけど,ネイティブマシンでできることをわざわざ仮想マシン上でやることもないので・・・.

ちなみにうちのMacは,年明けに購入したMacBook AirでosはLion(10.7.2)だ.

では,早速インストール.
ところで,Androidアプリの参考書として「スマートにプログラミング Android入門編」を買ったが,この本ではWindows7が開発マシンになっている.この本には詳しく開発環境の構築について書かれているのでWindowsの人はとても参考になると思う.うちはMacなので,その通りというわけにはいかないが,インストールするものとかは参考になるので,必要に応じてネット上で情報を探しつつ,インストール作業を進めていく.

で,改めてインストール作業.
まず,JDKだけど,Macの場合はあらかじめインストールされてる.
ターミナルで,java -versionとした結果は以下の通り.
java version "1.6.0_29"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_29-b11-402-11M3527)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 20.4-b02-402, mixed mode)

なので,次はEclipseをインストール.
Eclipseは,毎回どのパッケージをインストールしたらいいのか悩んでしまう.どうやら違いは含まれるプラグインの差らしい.詳細はここ
で,今回は,Eclipse IDE for Java Developersの,Mac OS X 64 Bitをインストールすることにした.
インストール作業は簡単で,ダウンロードしたファイルを展開してApplicationフォルダに入れるだけだ.

ついでに,日本語化もしてしまう.
Pleiadesの「Pleiades 本体ダウンロード」から,最新版の1.3.4をダウンロード.
ダウンロードしたファイルを展開すると,readmeフォルダがあるので,詳しいことはその中に書かれてる.
要約すると,
展開した中にあるfeaturesフォルダの中身とpluginsフォルダの中身を,eclipseフォルダの同フォルダにコピーしてやる.このとき,featuresフォルダごと,もしくはpluginsフォルダごとコピーすると,フォルダの中身がごっそり入れ替わってしまうので,必ず中身をコピーすること.
そうしたら,次は,Eclipseアプリケーションの「パッケージの内容を表示」して,Contents/MacOS/eclipse.iniファイルをエディタで開いて,最終行に,
「-javaagent:../../../plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar」
を追加して保存.
これで終了.

そしたら,Android SDKのインストール.
Android Developersから,SDKのダウンロードページをたどってMac OS X用をダウンロードして,展開./Developerフォルダの下に配置して完了.

で,.bash_profileにパスを追加.
.bash_profileがない場合は作成.で,
PATH=$PATH:/Developer/android-sdk-macosx/tools
export PATH
を追記して保存してやる.

そしたら,ADTプラグインのインストール.
Eclipseを起動して,「ヘルプ」->「新規ソフトウェアのインストール...」で,作業対象を追加.
名前は何でもいいけど「Android Plugin」として,ロケーションに,「https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」を入力.必要なものにチェックを入れてインストールしてやる.

あとちょっと・・・.
EclipseにAndroid SDKのパスを追加.
Eclipseを起動させると,「Welcome to Android Development」のダイアログが出るので,そこでAndroid SDKのパスを設定してあとは表示に従ってインストール.

Android SDKのアップデート.
ターミナルから,
android update sdk
としてやって,で,全部インストールしてしまう.まぁ全部である必要はなくて,いるものだけインストールすればいいんだけど・・・.全部だと時間もディスクスペースも必要です・・・.

で,終わったら,再度,.bash_profileを編集.パス設定にplatform-toolsを追加してやる.
PATH=$PATH:/Developer/android-sdk-macosx/tools:/Developer/android-sdk-macosx/platform-tools

これでおしまい.
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