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Android 2.3.4を起動してみる [beagleboard]

以前は,Android 2.2(FroYo)を起動させてみたが,今回は2.3.4(GingerBread)を試してみる.
作業内容は,2.2のときと同じだけど,「TI Android GingerBread 2.3.4 DevKit 2.1」ではBeagleBoard-xMのRev Cに対応している(2.2は対応していなかった)ので,2.2のときにやった,u-boot.binとuImageの置き換え作業は必要ない.
詳しくは,TI-Android-GingerBread-2.3.4-DevKit-2.1 ReleaseNotesを読むべし.

PreBuilt Imageは,これ

適当なディレクトリに展開.
tar xzvf beagleboard-xm.tar.gz

で,
cd beagleboard-xm/

あとは,
LANG=C
sudo ./mkmmc-android.sh /dev/sdb

/dev/sdbはSDカードのデバイス名.

これで完了.
起動時のドロイド君が画面左右に分身の術(見たら分かると思う)だけど,まぁ気にしないでおく.

あと,Ethernetの設定は,2.2のときは設定のなかにEthernet configurationがあったんだけど,2.3.4には含まれていないようだ.
2.3.4でEthernetを有効にするには,シリアルコンソールから,
netcfg usb0 dhcp

ってしてから
netcfg

で,確認.ここでusb0にIPアドレスが表示されていればOK(DHCPの場合).
あとは,
getprop net.usb0.dns1

でDNSのアドレスを調べて,
setprop net.dns1 調べたDNSのIPアドレス

でOK.2.2でも,Ethernet configurationを使わず同様に設定すればOKだ.

詳しくは,TI-Android-GingerBread-2.3.4-DevKit-2.1 UserGuideのBrowser Configurationに書かれてる.


で,実はこれを試すのに最初に購入したmicroSDカードじゃなくて,ハギワラシスコムのmicroSDカードで試してて,で,なんか起動時間が2.2と全然違うから,あれ?って思ってmicroSDカードの相性について調べてみたのでした.
最初は2.3.4って早いんだなーと思ったんですよね.でも,そんなに変わるか?と思って調べ始めたらmicroSDカードの相性だったわけで.

しかし,microSDカードなんて普通何種類も試さないよねぇ.相性の悪いのにあたって,全く起動しないとかなら,あーこのmicroSDカードはダメだなって気がつくけど,動くけど遅いって状況じゃ気がつかんよなぁ.だって,そもそも相性のいいのと動作スピード比較しないと遅いか普通なのか分からんしねぇ.
というわけで,もし,動作が遅いと感じている人がいれば,microSDカードを一度疑ってみてもいいかもしれません.
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