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Mac OS Xでシリアルコンソールを使ってみる [beagleboard]

BeagleBoard-xMとは,USB-シリアル変換ケーブルでつないでいる.
こんなとき,Windowsなら迷わずTeraTermを使う.だけど,我が家はMacだ.いやまぁWindowsマシンもあるが,メインはMacなのと,Windowsマシンはだいぶご老体で・・・.このご老体はUSBが1.1だけだったりするし.

で,Mac OS Xでシリアルコンソールを使う必要があるのだが・・・.
幸い,USB-シリアル変換ケーブルのドライバはOS X用もあって無事インストールできている.あとは,TeraTermに相当するのをどうするかなのだが,ネットで検索してもいまいちピンとくるのが見つからない.Windowsだったら前述のTeraTermとかハイパーターミナルとかputtyとかネットで検索すればいくらでも出てくるし,そもそも何使おうかなんて迷った記憶もなく当たり前のようにTeraTermを使ってた.

で,Mac用である.
調べていくと,TeraTermみたいな定番アプリケーションは見あたらない.かわりに,なにやらターミナル(Terminal.app)から使う方法があるらしい.

使い方はこうだ.

まず,USB-シリアル変換ケーブルをつなぐ.で,ターミナルから,
$ ls /dev/tty.*
と入力する.そうすると,つながっているシリアルデバイス名がわかる.うちでは,
tty.usbserial
だった.ほかにも2つほどtty.Bluetoothなんとかってのがでたが,そっちは名前からして明らかにBluetoothデバイスなので違う.あと,USB-シリアル変換のモノによって出てくる名前は違うようだ.
もしどれだかわからなくて迷ったら,USB-シリアル変換ケーブルを抜いて再度「ls /dev/tty.*」して,消えたやつが該当デバイスだ.

デバイス名がわかったら,
$ screen デバイス名 ボーレート
とするとつながる.
うちの場合なら,
$ screen /dev/tty.usbserial 115200
でOK.ちなみにボーレートはBeagleBoard-xMと接続する場合は115.2kbpsなので,上記コマンドになる.

もし,パリティとかストップビットとかいろいろ通信の設定をするなら,sttyコマンドを使うようだが,とりあえずBeagleBoard-xMとつなぐだけならやらなくても大丈夫みたいで,だから詳しくは調べてない.ま,必要になったらそのときに調べます.

あーあと,screenの終了の仕方だけ.起動したはいいが終わり方がわからないと困る(困った)ので.
ctrl + a ctrl + ¥
で終了できる.ctrlを押しながらaを押して,そのままctrlは押したまま¥を押せばよい.

ほかにもいろいろできると思うが,現時点ではこれで十分.
もっと知りたい人は,Google先生に聞いてみるか,man screen,man sttyなどをどうぞ〜.
タグ:OSX 232c
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